7月20日 金キツネ祭り ライブレポ?

2017年7月20日(木)

今日も1限から授業がある。レポートを書きながら寝落ちした日の朝はすこぶる学校への足取りが重い。はずだったが、今日は違った。古くて重いMacbookと着替え、タオル、そして、大事なチケットをリュックにしまいスタスタと学校へ向かう。早足で行ったところで、早く会場に着けるわけではないのだが。

「あかさかー。あかさか—。TBS前です」

いつもは気に留めない駅のアナウンスも今日は特別に聞こえた。

 

正午。いつもは、ソイジョイやおにぎり1個で済ませてしまうのだが、今日は生協の398の照り焼き弁当。

 

そして3限。終わった人から帰っていいという課題を瞬時に済ませ,すたすたと大学を後にした。そこには,初めてBABYMETALのライブに行ったあの日と同じ自分がいた。2014年9月13日,土曜日の午前授業を終え,とんでもない速さで学校を後にした高校二年の自分と何も変わらなかった。

 

光る階段を上がり,目に飛び込んできた映像はとても新鮮だった。いつもはおっさんたちで溢れているBABYMETALのライブ会場は,金の文字が眩しい黒いTシャツを着た若者たちばかりだった。私服で来たのでめちゃくちゃ浮いてしまい,もしかしたら場外を見に来たアダルトメイトかと勘違いすらされていたかもしれない。ここにいる若人たちが自分とタメかそれ以下なので,とても不思議な感覚だった。

 

知り合いのメイトと偶然会って談笑していた。三年前は暑い中幕張メッセの前でぼっちで物販列に並んでいたあの頃と比べると随分と成長したような気もする。

 

16時半ごろ,同伴者の大学の友人が到着。彼は,乃木坂46のオタクだが,昨年の東京ドーム公演には参戦済の自称ド新規。ゆいちゃんまじゆいちゃんなのだそう。齋藤飛鳥さんのオタクなのでこのエントリーではA君と呼ぶことにする。彼は「改チア焚いていい?」「優勝してしてえ」とか言っちゃう厄介くんなので,咎めてタオルを貸したりしてライブの準備をさせた。

 

17時前,開場直前。開場前に,スタッフにビニール袋を渡されてそこに金属類を入れるようにアナウンスがあった。事前に金属探知が予告されていたとはいえ,実際に直面すると少々戸惑ってしまう。

 

17時。開場。運良く僕らの整理番号はA140番台だったので,早々と呼ばれて,17時10分ごろには入場できた。センターの下手よりの5列目あたりに陣を構えたが,その近さに驚愕し,開演前からテンションあげぽよ〜だった(最近どっかのラジオで聞いたフレーズであるが詳しくは覚えていない)。白幕に写し出された注意事項のおイラストも見上げるような位置だった。後ろにいた二人組は開演前のSEで話が盛り上がっていて,HR/HMに精通している10代もちゃんといるみたいだ。サバトンでMIXを打つ声が聞こえたが気のせいだったと思う。

 

開演数分前。注意事項を歓喜するアナウンスが場内に響き,いよいよ開演である。僕にだって,幾度となくあの暑苦しく,厳しいピットを戦い抜けて来たという多少の自負はあった。10代のキッズたちに簡単に負けるわけにはいかないという意気込みもあった。

 

「大変長らくお待たせいたしました。それでは,間も無くの開演をお待ちく」

 

ぎゅうううううう

 

おいおい,待ってくれよ。まだ紙芝居も始まってないぞ。暗転もしてないぞ。焦んなって。待って,待って,耳栓つけてないんですけど!

早くもA君と離れてしまった。そして,なんとか耳栓を装着すると

 

暗転

 

IDZのイントロをバックに紙芝居が始まる。ネタバレになってしまって多少申し訳ないが,紙芝居では公園の注意事項や転んでる人がいた助けようとか,無理はしないとかそんな感じのだった。

 

紙芝居がおわり,BABYMETAL DEATH。白い幕に映る三人の影。ほんとに始まるんだ。BABYMETALのライブが。そして,幕が落とされ, BABYMETALがお目見えになった。

 

BABYMETAL DEATH

はぁ,SU-METALさん…中元すず香さん…

 

でも,メタルクィーンを眺めている余裕なんてなかった。

 

1曲目にもかかわらず,キッズたちは有り余る元気を全面に押し出してくる。正直,終わったあたりで確信した。

 

負けました。

 

大学二年生になって筋トレや運動をしなくなったおじさんには酷だった。中高生のエネルギーには,並みの大人でも到底敵わない。

 

メギツネ

腕を出せないほどの圧縮でひたすら「ソレッ!」っと言うしかなかった。18歳になった二人からは色っぽさすら感じた。が,僕らに振りまく笑顔は昔から変わらずかわいい。10代の日本人しかいないライブでも英語で煽ってくるスーメタさん。これが,この日最初で最後の煽りだったなんて…。同伴のA君を見つけたが,すでに貸したタオルが消えていた。早くも「しんどくね」というA君。なくなった戦国タオルなんて気にしている暇はない。

 

Catch me if you can

神バンドのソロで始まるこの曲。藤岡さん,大村さん,BOHさんのソロでドキモを抜かれてからの青山さんのソロ。ソロの途中ですべての音がとまり数秒間の静寂とどよめき,歓声。ドラムの音が復活すると,ボルテージは最高潮に。14年のO2 Brixtonの前田さんのCMIYCのドラムソロが思い出されるが,ミュートはそれよりも長かった。

 

Amore –蒼星-

ようやく圧縮を抜け,比較的見やすいところへ移動し,SU- METALの歌に聞き惚れるのだが,キッズたちはげんきだった。

 

あーいーのこーとばーとうたってしまうのだからほんとにげんきすぎる

 

やっぱり最高です。ほんとに。彼女は同い年とは思えない。

 

GJ!

二人のダンスが映える曲。キレッキレなのにかわいいから,ギャップがすごい

 

ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト

「少年少女よー」の歌詞があるため,以前から期待されていたが,ほんとに来た。今では,あまりセトリに入らない貴重な曲なので,きんきらりーん!だった。(日本語…)

 

ヘドバンギャー!!

1stアルバムで一番好きな曲。低めのSU-METALの声は健在で,僕らを罵っている感じが心地よい。

 

ギミチョコ!!

バンドの音が始まる前のあの数秒間で小さなサークルが形成され,「ギッミーチョコレート」でやつらはモッシュを始める。キッズたちの体力はまだまだ残っているみたいだ。

 

KARATE

C&Rはなかったが,逆にYUIとMOAを引っ張って起こす振りは今では貴重である。はーしーれーーーーーーー!のシャウトはいつ聞いても気持ちいい。尊い。

 

Road of Resistance

法螺貝のSEとともに広がるサークル。おそらく最後の曲だから,WODに参加することにした。イントロでひとり「オーオーオー!」とソロシンガロングをしていたが誰ものってこなかった。アモーレでは歌ってここでは歌わんのかい!

わんとぅーすりーふぉーの掛け声で,ぶつかり合う10代。いつもの WODに負けず劣らずの迫力があった。シンガロングのときはリフトも発生した。何度も発生するサークル。

 

そして気付いたら三人はsee you!と言って下手に はけて行ってしまった。

 

客電がつくと,「お疲れ様でした。お疲れ様でした。」と握手を求めてくる人。「スマホ落ちてますよ!」「タオルありますよ!」「靴誰のですか!」の声と,それらを掲げる手。もらったビニール袋に最前近くのゴミを拾う人。やんちゃな野郎たちばかりかと思っていたがそんなことはなかった。ライブ中も,ひとがしゃがむと周りに空間ができ,前から後ろに行く人がいるときに周りから「通して!通して!」の声。ライブのマナーとかを守っている人たちがおおくておじさんはなんだか嬉しくなってしまった。

 

A君と合流したときの彼の最初のひとことは

 

「死にそう」

 

だった。持っていた水を渡し,さらなる感想を聞く。

 

「ゆいちゃんと目合ったから,まじで」

 

翌日,学校で会うと,「次ベビメタいつあんの?」と聞いてくるA君。8月20日,マリンステージで待ってるぞ

セトリ

1.BABYMETAL DEATH

2.メギツネ

3.Catch me if you can

4.Amore -蒼星-

5.GJ!

6.ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト

7.ヘドバンギャー!!

8.ギミチョコ!!

9.KARATE

10.Road of Resistance

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