BABYMETALのダンス考。

BABYMETALのダンス考。

こんにちはMETAL RESISTANCEです。
BABYMETALは紅白に出ませんでしたねぇ。個人的にはちょっと残念です。
さてわたくし、自分ではまったくできないのですが、ダンスを見るのが非常に好きです。Lockin’とかAnimationとかガキンガキン動くやつが好きで、三浦大知くんなんかは超かっけーな、なんていつも思います。

そんなただのダンス好きなので、専門的なことやらテクニックのことはよくわからないのですが、BABYMETALのダンスについてちょっとまとめてみようかと。
ちょっとtwitterのフォロワーのスーさんが似たような話題で記事を書いていたので、だいぶ出遅れているのですが自分なりのものを書いてみます。
スーさんの記事もとても興味深いので覧ください。
BABYMETALとコレオグラフ

そろってないダンス

BABYMETALのダンスについて「よくシンクロした」という表現が用いられたりしますが、自分は全然シンクロしてると思ってなくて、ポイントで合わせてはいるのですが、それ以外は合っていない思っています。以下「BABYMETALのダンスの良さはシンクロに非ず」ということを踏まえたうえで、あえて違いに突っ込んでいこうかなと思います。

Perfumeさんのダンスなんかを見ていると、より細かい部分まで合わせていてすごいなぁと思いますが、BABYMETALはそこまで合っていません。なぜかというと、体の使い方が3人とも全然違うから。ダンスでバシッと揃えようと思ったら、体の使い方を揃えることをしないとそろいません。それは「どういうポーズをするか」というのではなくて、そのポーズに至るまでどう動くかという部分になります。

人の動作についてのはなし

人の体とは面白いもので「歩く」という動作にしても、人それぞれ違う動き方をしています。たとえば足を着地する位置が体の真下であるか・前であるか、骨盤が立っているか寝ているかなどの違いで、テンションのかかる筋肉が変わってきます。試しに体を後ろに倒しながら歩くと太ももの前が、前傾してあるくとふくらはぎあたりにそれぞれテンションがかかるのがわかるかと思います。

姿勢とは、もともとの骨格と筋肉の量でキープできる姿勢がある程度決まります。
街で時々よくハイヒールを履いているのに、膝が曲がって歩いている女性を見かけることがあります。
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それは腹筋が弱く状態をまっすぐ起こせず、そのバランスをとるためかっこ前傾したり後傾したりするのでそうなってしまします。胸筋が上に向くように立って、かつ背中が反りすぎないという状態を作るには、まっすぐな状態を自分の体でキープするしかなく、そのために腹筋背筋がバランス良く必要になります。
ちょっと余談になりますがハイヒールでまっすぐ立てるようになれば腹筋がだいぶ鍛えられ、ダイエットになるかと思います。また何故たくさんの方が変な姿勢でもいろんな人が歩けているかというと、それは「地面が固いから」という理由に行き着きます。地面が柔らかいと自分の体でバランスを取ろうとしますが、安定したところだとつい体がだらけてしまうとくことです。椅子にもたれるのと同じように、地面にもたれて歩いている方が非常に多いのです。
自分で体のバランスをとる機能を復活させるべく、最近では「足元がわざと不安定になるような靴」がたくさん売られており歩きながらトレーニングができるとのことで良く売れています。

参考: http://matome.naver.jp/odai/2134274586054403601

BABYMETALの三人

だいぶ話がそれましたが、何が言いたいかというと、振り付けを合わせるには「動き方」を合わせる必要がある。動き方を合わせるには「姿勢」を合わせる必要がある。姿勢を合わせるには、ある程度姿勢の矯正でどうにかなるけれど究極的には「体のバランス」を揃える必要がある。ということが言えるということです。

Perfumeさんはここでいう姿勢まで合わせられていると考えています。

ちなみに一組すごいのがおりまして、Go Go Brothersっていうダンスユニットはものすごくシンクロしております。この二人は兄弟で似たような体を持っており、動き方も同じなので究極のシンクロ型だと思います。

で、BABYMETALですが、この「動き方」すら合っていなくて、ポイントでのポーズが合っている状態です。まぁ誰とは言えませんが、そのポイントすら合っていない人たちは結構いるのも確かで、ことメジャーシーンにおいては揃っている方が希少なんですが、あくまでBABYMETALは高みを目指すという視点で話を進めたいと思います。

可動域の動かし方

じゃぁ「動き方」ってなんなのか、というと文字通り動き方です。

「動き方」なんて振り付け一緒なんだから一緒じゃないの?

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って思うやんかー。

ちがうんよぉ(香川風

違うんです。

たとえば、「イジメ・ダメ・ゼッタイ」のAメロ「夢を見ること~それさえもできなくて~」の部分。

YUIMETAL・MOAMETALはそれぞれ首を振る動きをしていますが、ここで動き方が違います。YUIMETALは上体を旋回させることによって首を回転させています。動きとしてはでんでん太鼓のようなイメージです。

一方MOAMETALは必ず左足でステップを踏みながら首を回します。これは体重移動のエネルギーを使って首を回しているからです。人の体は体重をかけた方に旋回しやすく、頭もその例外ではありません。

 

また、メギツネのキツネじゃなーいの部分、YUIMOAは左に体を振りますが、その時の頭の角度が違うので(MOAMETALの方がより深い)多少タイミングにズレが出てきます。

傾向としてYUIMETALは体の可動域内(言い替えると遠心力で帰ってくる範囲)で動き、MOAMETALは可動域の120%で大きく動こうとする傾向があります。YUIMETALは遠心力で自分の体を戻してくるのでシャープな動きに、MOAMETALは大きく動くのでダイナミックな動きになります。
(※でも最近どんどん全体的に揃ってきているようになっている、と感じています)

このように、同じ振付でも細かい部分を見ていけば、BABYMETALのダンスは細かい部分では「合っていない」ということができます。

ただしかし、それがいけないことなのかといえばそうではなくて、MIKIKOさんはあえて各自の動き方については指摘していないんじゃないかなと思います。Perfumeであれだけそろったパフォーマンスを仕上げてくる彼女です。やろうと思ったらBABYMETALでもできると思いますが、BABYMETALには手をその部分手を付けていないのではないかと思っています。

揃ってなくてもOK

これは自分の予想ですが、MIKIKOさんがBABYMETALに関して「シンクロ」にこだわらないという理由を、「細かいことよりもエネルギー・パッションをBABYMETALのステージでは重要視している」からではないか、とみています。

時々素晴らしいステージのせいで忘れそうになりますが3人はまだ中高生で、体も心もまだまだ未完成なわけです。その3人に完璧を求めるのはまだ早く、それよりは「表現すること」を優先させているのではないでしょうか。細かいことを気にするのではなくて思いっきり行けと。それぞれの個性をどーーんと出して行けよ!と。

シンクロするダンスはシンクロの楽しさが、各々がパッション前回でダンスするダンスは各々のパッションを感じる楽しさがあると思います。

かなりマニアックな内容になりましたが、あSU-METALはこんなふうに踊ってる!YUIMETALはこう!MOAMETALはこんな風に動いている!そんな部分に注目してステージを見るとまた違う楽しみ方ができるのではないかと思います。

それではーSee you!

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4 Comments

  1. JIJI-METAL

    2014年11月27日 at 10:42 AM

    KOBAMETALもMIKIKOも3人の特徴と言う時SUはぶっ飛んでいる、YUIはダンスがうまい、MOAは女優で見せ方を知っている、と3者3様です。これがすべてという気がします。
    厳密なシンクロは求めていないし3人の特徴、違いを明らかに面白がっている。
    私も3人のダンスを見る時はシンクロを楽しんだりはしていない、Perfumeはダンスのシンクロをメインで見る、
    3人で踊っていても注目して見ているのはその都度一人一人で、それぞれ特徴が明らかに違うからその違いを楽しんでいます。

    Reply

    • METAL RESISTANCE

      METAL RESISTANCE

      2014年11月27日 at 7:24 PM

      コメントありがとうございます^^
      おっしゃる通りBABYMETALは三者三様の踊りをしていますね。
      そのように楽しまれるのが正解かと私も思います。

      Reply

  2. 新しい香り

    2014年11月27日 at 9:25 PM

    こんばんは。
    この考察はとても勉強になります。ゆいもあをボクサーでいうとYUIMETALはコンパクトでシャープな技巧派でMOAMETALは豪快なハードパンチャー。そんな感じでコントラストを出すためにあえてスタイルを分けているのかと思っていました。が、あのダンスが2人の生まれ持っての動きだとしたら俄然、興味深くなってきました。いや、凄いですホント。あのような振付けスタイルって欧米にもあるのでしょうか?3人のパフォーマンスをギタープレーに置き換えたら、誰も聞いたことも見たこともない衝撃のプレーを彼らは見てしまった!!なんて痛快です(^^)
    しかし、MOAMETAL、あんなに首を振ったり足を上げてよくスタミナが持ちますよね(^^;

    Reply

  3. bakuto

    2015年10月19日 at 2:50 PM

    こんにちは。
    最近、BABYMETALに嵌った者です。

    なるほど、MOAとYUIの違いを理論的に説明するとそうなるのですね。
    私はダンスは素人ですがMOAとYUIのダンスの違いが面白く、技術のYUI、表現力のMOAと思ってました。
    でもこういう風に理論的に説明されると決してMOAが技術的に劣ってる訳では無く、タイプの違いなんだなと解りやすいですね。

    説明でもあったYUIとMOAのダンスのシンクロ率が高くなって来たとありますが、それ私も感じてました。
    昔の動画と最近の動画を見ると良く解りますよね。
    それはそれで良い事なのかもしれないですが、私としては違いがハッキリしてる方も捨てがたく思ってますけどww

    Reply

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