APOCRYPHA-Sで初単独公演

APOCRYPHA-Sで初単独公演

20141220()豊洲PITで行われたBABYMETAL APOCALYPSE WEB」メンバー限定イベント「APOCRYPHA-S に運よく招待され参加した。

BABYMETAL 生体験はSUMMER SONIC 大阪 20132014のフェスで二度だけ。2012年より前はデスメタルやスラッシュメタル系のメタルでもよりマイナーなほうだけだったし、2013年はももクロだけ。

BABYMETALに興味が増してきてた武道館公演はももクロ国立競技場と日付が近く見送り、海外公演はどう考えても無理で、幕張も都合がつかなかった。

その間音源を購入し、ヘドバンを購読し、Twitterで関連する人をフォローし、FANクラブに入り、動画サイトを漁り、当サイトで投稿し、映像円盤を購入し、ギターでコピーしスタジオに入りセッションしたり、日々盛り上がってきていた。初の単独公演がSu-METALの誕生祭。タオルは汗拭き用というより、涙を拭くために持参した。

前日から仕事の都合で東京へ出張が決まっており、そのまま宿泊することができたので、大阪から当日移動がなくなって非常にのんびりできた。気候や持ち物を考えると眠りが浅く、興奮状態に早くからなっていた。

1220日の朝、築地でホルモン丼を喰い、散歩がてら東京駅まで歩いていると凄まじい人が行列を作っていた(後に限定SUICAの販売で混乱したと聞くことになる)。ヘドバンスピンオフを購入し昼まで読み、東京駅ラーメンストリートでラーメンを喰い、たけろーどさんと合流するため秋葉原へ向かった。スタジオで楽器を借りて1時間軽いセッションをして体を温め、会場へ向かったのは、午後4時を過ぎたころであった。

BABYMETALのライブ前にスタジオに入って楽器遊びをした人は我々だけだろう。スタジオから外へ出るとポツリポツリと雨が降ってきていた。

豊洲駅に着くとそれとわかる人がすでに多くいた。年齢層高く男性が多い。ももクロとは全然違う。会場前には午後525分頃に着いた。Tシャツは欲しかったが、物販に並ぶ長い行列を確認し完全にあきらめた。雨が本格的になり、気温もどんどん低くなっていた。折りたたみ傘からもれる雨が足元へ容赦なく降り付ける。1番から5番の人が顔認証をするために呼ばれた。俺、1200番だからあとどのくらい待つの?と不安になる。雨も更に激しくなっていた。次第に10人ずつ呼ばれるようになり、次は20人づつ呼ばれるようになる。たけろーどさんは200番台で先に会場入りしており、ロッカー確保したよと連絡をもらったのが午後5時45分頃。Tシャツも買えそうだよとの朗報も。顔認証で番号を呼ばれたのは午後6時を少しまわっていた。髭が伸びてきており、認証されなかったら暴れようと思っていたが、認証するカメラにやさしい眼差しを向けたため、すんなり会場へ入ることができた。もう一度スマホをかざし直ぐにTシャツを買い、ロッカーへ荷物を預け、会場内に入った。

予想以上に広い会場で、皆真っ黒であった。Tシャツが、である。筆者は見る側のときはメタルのライブにメタルTシャツは極力着ないというルールを作っているので、Twitterでクールなイラストを描いている@ichikita2さんにイラストの使用許可を頂き、さらにDATAまでいただいたので、オリジナルのものを作成しそれを着ていった。

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会場ではたけろーどさんの知り合いであるHINAさんとも合流できた。ステージに一番近いスペースで一番目の柵の手前である。ステージから近いし、モッシュなどからも避けられる良い場所だ。暴れることもできるが、暴れると記憶がなくなるので、圧縮がないようなところを選べて良かった。人が少なく感じ、拍子抜けするほどであった。間もなく開演いたしますのアナウンスに会場が盛り上がる。Iron MaidenTrooperがかかり、タイムリーやのー、明日大阪で俺も演奏するがなーなど考えていた。15分は押すと予想していたとおり、午後650分位に会場内が暗転した。この辺りから記憶が曖昧になっていく。メモを取ったり、スマホで録画なんて野暮ってもんだ。目に焼きつけ、脳内に保存するしかない。


白い幕に映像が映し出されると、会場が一気にヒートアップ。各地のライブ風景がFANカメラではない、Proshotで映し出される。それに合わせコールしたり、合唱したりしていた。See You!まで一緒に言っている人が多くいたのは笑った。終わりかよーって。ドラムの音が顕著であったが、映像円盤で調整された音と違い、ライブ特有の加工を施していない生々しさが感じられ大満足であった。イギリスで初披露された新曲が映像で流れると、パブロフの犬よろしく条件反射で、もう涙が出ていた。大きな画面で大きな音でレジスタンスって聞くのだから。

演奏スタート「BABYMETAL DEATH」。ドラムのカウントからはじまった。まだ白い幕は降ろされたまま、彼女達の影が出現した。ギターのハイフレット単音リフが始まると同時に幕が降り、悲鳴のような怒号のような大歓声が聞こえた。皆、両手を上げているから一瞬彼女達が見えなくなった。兎に角BABYMETALと叫んだ。うわーっYUIMETAL色白でかわいいっ!長めの曲なんだが、もう、一瞬で終わったような感覚に陥る。演奏がタイトすぎる。OPはこれしかない。

間髪入れずに「ド・キ・ド・キ モーニング」が始まる。おい!おい!の歓声が凄い。1コーラス目でSu-METALが舞台袖に向かい、人差し指を上に指しイヤモニの音量を上げるよう指示したはず。ホント今何時?なんだ。空間を占める多幸感が時間感覚を歪ませているに違いない。Su-METALが「SAY !」と煽っていた。ちょっ待って待てない感じ。観客の叫びも凄い。あーこれを待っていたよ。多分、そのときの筆者の顔を映されたら、目はギラギラ、口元ニヤニヤの危ない人に違いない。

そしてこれまでにない初めて聞く曲。頭上に両手を輪にして掲げ「あわあわ」だか言っているフレーズで撃沈した。MOAMETALの動きと表情がとんでもない。いち、にー、さん、し、そのあと、ひー、ふー、みー、よーが聞き取れ、すぐに会場の皆が反応していた。さすがFANクラブ限定である。楽器陣の低音が強調されるリフだったためか、そのほかの歌詞はよく聞き取れなかった。途中のリフが重くて完全につぼ、最後はギターのアルペジオで終わった。メタルに振り切らないギミチョコ路線の曲という印象。この振り幅がいいね!音源欲しい。今すぐに。

「おねだり大作戦」で、パーカーをかぶったDIVASu-METALが登場。マイクでなにか言っていたが予定外のことで混乱していたため耳からの情報すら覚えていない。タテノリでSu-METALがジャンプって煽るから、40歳越えてるのにぴょんぴょんした。腰に違和感でるかもと、翌日を心配しながら。ここで、いつもの曲間での紙芝居がないまま進んでいることに気づく。あぁ、本気なんだな、っと。この本気で戦って彼女の勝利を祝うってことなのか。

そして短い神バンドのソロタイム。それぞれ、これまで観てきたソロで披露してきた演奏よりも音数が多かった。大村氏のハッピーバースデーのメロディをぶち込むギターソロでニヤニヤした。そのまま「Catch Me If You Can」。YUIMETALMOAMETALはホント顔だけじゃなく声もかわいい。生はいいぜぇー、生はよぉぉぉっ。場内の温度も上がってきていた。

ピアノが流れてきて、あのメロディー。やっぱりすぐ歌うんだ。生の「紅月」を体験することを最重要視していたので、早くも筆者にハイライトがくる。ギターのアルペジオで涙が出始めた。声がたまらない。さぶいぼ発生。会場の盛り上がりももう一段あがったように感じた。Su-METALは喉が強くなったのだろうか。ギターソロの掛け合いからのハイトーン。もう涙が止められない。少しだけビブラート系の抑揚がついてきていて、そこでさらに感情が高まった。横にいたHINAさんがホントに泣いているねと指摘してきた。曲が終わり前にいたカップルは完璧だった、と評していた。

続く紅月終わりで休憩なし「ヘドバンギャー!!」って凄いというか、歌い手として壮絶なプログラムだと思った。歌いだし重要で皆聞き入るところなのに。完璧にこなして、紅月での涙がやまないままになっていた。ショートマイクスタンドに花がついていたように見えたが、その姿で会場がえらいことになっていた。しかし疲れだろうか、声を伸ばすところで音程が少し低くなるフラット気味になっていた点は気になった。あんな構成こなせるの世の中にSu-MEATLしかいない。正に戦いであり、ピンチでもあったはずだ。

「ギミチョコ!!」は神バンドのタイトさが際立っていた。低い音でごっちゃになりがちな音が分離していた。

さすが一流のミュージシャンである。ずっきゅーんしてシンガロング楽しかった。うるさい音楽系にあって感動と楽しさが同居するライブなんて他にあっただろうか。Scream! 全然聞こえないよー! もっともっと!Su-METALの高域に負担のない歌だから、伸び伸び歌っていた印象も強かった。

そしてロンドンで披露された「新曲」である。また泣くのかよ!イントロで涙が出た。客席との一体感が最高潮になる。旗で顔を隠すところで涙追加。高速リフもキレキレ、ダンスもキレキレ、歌が凄まじい。客に披露するのはまだ2回目なのに、こなれている感。メンバー全員かなりの訓練をつんでいる。戦いには準備が必要なのだ。後ろに陣取っている女性の悲鳴が一段と聞こえてきた。そしてうぉーおーおーおーの大合唱!ホントこれをやりたかった。涙をたらしながら。アンセム確定した。

ラスト、We are BABYMETALを叫び、Put your kitsune up! See You!からの以上を持ちましてという突然の終演のアナウンスで戸惑う会場。Painkillerをバックにうおーおーおーおーの合唱。有志が作った誕生日おめでとう幕・・・

あのプログラムを戦った少女達に心底感動し、よく泣いた日であった。

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