LEGEND”2015″~新春キツネ祭り~感想

LEGEND”2015″~新春キツネ祭り~感想

全ては自分次第だと思って行動するとどうなるか。2015110日さいたまスーパーアリーナへ向けて、新大阪発東京行きの9:20ののぞみに乗っていた。

年末にファンクラブ限定の単独公演を初めて見て日本公演は可能な限り体験したい思いが強まった。ゆいちゃん、もあちゃんが相当かわいい。ダンスも生演奏もコンセプトも堪らない。だが、生の紅月を聞いて涙が止まらない事実によってそれらは、気持ちを占める中心ではないことがはっきりと分かった。25年以上メタル音楽ばかり聞いてきたが、ライブ見て泣いたのはメタル音楽を聞くようになった契機のバンド、SLAYERKREATORの生演奏を初めて体験して以来だったが、涙の質が異なっていた。メタルな楽曲をバックにSu-METALの容姿と繰り出される声が混交し、脳内深部に刺さってくる事実に唖然とし、感動に震え、多幸感に満ち溢れてしまった。また確認したい、生を体験したい気持ちを、NHK特集番組BABYMETAL現象やマサイトウのラジオなどがそれを煽っているのかとさえ思っていた。あと何日で遠足!と気持ちを高ぶらせている子供と同じであった。

当日、新幹線に乗りながらTwitterで確認すると相当な人数が物販に早朝から並んでいることがわかった。合流予定の仲間も既に並んでいるという。一歩も進まないとも。筆者はメタルのTシャツをライブ会場では敢えて殆ど着ない。スーパーに買い物、子供の運動会、バンド練習の時などに着るただの普段着だから。寧ろ必要なものだから、購入出来そうもないのは大変遺憾であったが、会場に着きその行列を見て完全に諦めた。子供の頃から、並ぶことと走ることが苦手なのである。

IMG_2587

初見の方3名を含む5人と合流し、ロッカーを探しながら時間が潰れ、会場に入ったのは午後5を回っていた。客層も女性が増えているように感じた。単に女性ばかり見ていた。メタルおやぢや若者は視界に入らないのだ。仲間と別れ、独り、席に着くと、200レベルの上手であり、真横ではない上に高さもあり、正面の巨大セットやモニターに加え横のモニターやアリーナなど俯瞰できる見易い席であった。ボタンを押すとぴたっと画像が止まる双眼鏡を持参して良かった。両隣は筆者よりも年齢が上な男性で、フリコピはしなそうだから、リードしてあげようと意気込んだ。上を見上げると橋のようなものがあり、中央にステージがあり、その通路がないことから、降りてきて「道」になることがすぐに予想できた。会場に流れる全てのBGMが若かった頃聞いていたものばかりで、ギターで弾けるものも少なくない。余り首を振らないようにしたが、マスターではついエアギターをしてしまっていた。Judas Priest-Painkillerでそのまま開演してくれーと願ったが、定刻から10分ほど押して開演となった(はず)。

メギツネ

新しい幕開けを告げるビデオが終わり予想どおりメギツネからスタートした。この曲はハイトーンを駆使することが多いためか、Su-METALが最も歌い辛そうな部類だろうと思っている。予感的中で、高音部に不安定さが生じていた。席の影響もあるのか、ドラムと弦楽器隊との音のバランスが悪いと感じた。物凄い人数が一斉に手を挙げソレソレしている光景は、マスゲームや宗教行為を連想せざるを得なかった。上手ギターは大村さん。ヘドバン激しくオーバーアクション。「ロックやメタルはやりすぎ位が丁度いい」を体現しており、メタルギターヒーロー然としていた。もあちゃんかわいい。

いいね

最近ギターでコピーし始めたので、細かいところまで頭に入っている。バランスの悪さも是正されたように記憶しているが、その辺の記憶が曖昧。「セイ、ホー」の煽りに対し、「セイ、ホー」と答えるという客が多くてニヤニヤした。ゆいちゃんかわいい。

アワアワの曲

豊洲PITで既に聞いた曲。この曲は全て双眼鏡で堪能した。可愛らしい容姿と仕草、踊りが視覚的にインパクトがありすぎて、曲が頭に余り入ってこなかった。すぅちゃんかわいい。

紅月

ピアノで始まるバージョン。この曲もギターで練習しているが、最初のアルペジオは矢張りギターで演奏してもらいたい。双眼鏡、目視、モニターと忙しく確認した。メガネをかけたまま双眼鏡は覗けないので、片手にメガネ、片手に双眼鏡といった具合。ギターソロの掛け合いといい、パワーメタル度合いといい、1曲目でのメギツネの不安定さがなくなったSu-METALの歌唱といい、双眼鏡の縁に涙が溜まって大変困った。彼女は特別。モニターで見るとない後光が、双眼鏡では大袈裟ではなくはっきりと確認できた。あれは照明ではなかろう。イケメン。抱きたいというより抱かれたい。つーか結婚したい。もう帰ってもいいとさえ思ったのだが、まだまだとんでもないものが待っていた。

おねだり大作戦

19991997などでは全被せに近い歌が殆ど生歌になっているだけで、成長していると実感できる。新幹線の中で武道館のライブCDをリピートしてきたが、声量が足りずまだまだ感があるが、この日はダンスしながら、ゆいもあ両人ともよく声が出ていた。ダンサーもおらず、勝負している。子を持つ親として歌詞に共感はとても出来ないが、親心芽生える点は物語性になるのではないだろうか。なにか買ってあげたいと思った人が19500人に達したらしい。文字通り盛り上がりで、会場が揺れていた。

Catch me if you can

とっておきの場所が股下でなかったことに大変なショックを覚えた。会場が大きくなるとフォーメーションが変わるというのは当然であるが。ギターは大村さんがいいね!ドラムソロの凡庸さはどうにかならないのだろうか。もっと凄いこと出来るのにもったいないと感じた。

ウキウキミッドナイト

可愛らしく歌い上げるパートがある好みの曲で、記憶があまりないので、スタンド席でありながら昇天していたっぽい。

4の歌

破壊力と楽しさ抜群。煽りで近くにきたゆいもあに寄ろうと、アリーナの人達が一斉に柵近くに寄るのを見て、圧縮やばそうと感じた。よんよん!

悪夢の輪舞曲

ギターリフが複雑、所謂Djentと呼ばれる曲調で、演奏するのも歌うのも難儀だと思う。アルバムを買ったとき、4の歌よりも此方に耳を奪われた。武道館のライブは見逃しており、直前に届いた映像円盤も敢えて見なかったので、初体験の曲であった。途中橋に乗って上昇するSu-METAL、歌と踊りを見て口が開いてしまった。ハイライト。危険さもあったが、なにかとんでもないものを見た感じで、頭髪は蛇で,黄金の翼をもち,見るものを石に化すメドゥーサを想起してしまった。女神とかDivaでは物足りない比喩が自己完結した・・・・・・・・・・・書いててアホらしくなってきた。大袈裟な表現はメタルでは常套手段。

ヘドバンギャー!!

今も首が痛むが、この横ヘドバンって影響どうなのか?フリコピしまくっていたら、両隣のおぢさんもつられてきたのが、非常に良い思い出である。

ギミチョコ!!

演奏のタイトさが際立つ曲で大合唱。

イジメ、ダメ、ゼッタイ

年末、ミュージックステーションスーパーライブで披露された曲で、ショートバージョンながら、Su-METALの目差しに仰け反った口だが、この日のこの曲のWoDは数えると5個以上は出来ていた。完全にキラーチューン。前後のヘドバンをしすぎて眼鏡が落ちた。しーゆーで去った後の虚脱感からなのか、圧倒されすぎたからなのか、疲れなのかは定かではないが、アンコールやワンモアソングやウイーワンモアなどを求める声や拍手の小ささは少し驚いた。スタンドからはそう感じた。勿論筆者は椅子に座って下を向き休憩していた。加齢というのはこのような場面で如実に表れるのだ。

BABYMETAL DEATH

静まった会場に再度点火という意味で最高の曲が用意されていた。一体感が更にヒートアップした。日本人によって、この大きな会場でブラストビートがあるようなメタルな楽曲が演奏されることに、10年前に予想できただろうか。でふ!

ドキドキモーニング

前の席にいた女子メイトさんはかなりガチな方で、全曲フリコピにコールをしており大変微笑ましかったが、この曲での暴れ方がクライマックスであった。応援の仕方や期間など人それぞれであり、入場料を支払い楽しみたいという一点だけは共通しているはずだ。それに呼応するアーティストはプロであり、見えないところで努力をしている。最高のエンターテインメントの形がどのようなものかわからないが、少なくとも前席の女子メイトも、両隣のおぢさんも後ろの若者たちも総じて楽しんでいた。曲が終わる都度、声が漏れ出てそれが聞こえてくるのだ。やベー。ひゃーっ!うわーっ。凄いです。awesome 。死ぬ。と

Road of Resistance

豊洲で聞いたとき、涙が出た。音源をDLしたとき、涙が出た。今回はうおーおーおーおーの合唱で力みすぎたのか、高音部が上手にでなかった自分に少しだけ腹を立ててしまった。正にアンセムであり、胸一杯になった。帰りの新幹線で思ったことを呟いたら、素晴らしい回答を得た。

FullSizeRender

終演後、人の流れに着いて行くと物販の方へ。まだグッズがあったようで、20分ほど並ぶと余裕で購入できた。そのまま上野へ向かい、アワアワフィーバー。

最後の曲まで真新しい曲もゲストもなく、予定調和といえば、それまでだが、メタルはネタでベタなのだ。またこれかよ!を通りすぎた先に「道」はある。未だにMETALLICAはマスターを、SLAYERはエンジェルオブデスを演奏している。然し乍ら、BABYMETALはそう遠くない時期に残された時間がなくなる気がする。その喪失感を考えると眠れなくなってしまうほど、中高生に脳が占拠されてしまった。どのくらい続くかわからないが、自分の好きなことを追い求めるとき、自分の出した答えに拒否を示さないでおこうと思う。

Share this Story

Related Posts

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>