The Last Akatsuki

The Last Akatsuki

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#十分な裏が取れなかったので、フィクションとして読んでいただけると幸いです

2013年2月1日
LEGEND“Z”当日、中元すず香は大きな不安と小さな決意を胸にステージにのぞんでいた。

さくら学院卒業まであと2ヶ月、彼女の心配は当然(どうなってしまうんだろう、BABYMETALは)というものだった。父兄の間でも(解散か?)という空気に傾いていた。
さくらの掟”=卒業”がひるがえるはずはなく、重音部も存続できないのではないか、と。
彼女たち自身も含めて皆が、そんな内心を抱えたまま Zepp TOKYO は始まり、進んでいった。

5曲目 – Akatsuki –

ほんの好奇心だったのかもしれない。あるいは(もしこれが最後なら…)そう考えたSU-METALには、一つ試したいことがあった。後に次のように語っている。

「倒れそうなくらい感情を込めて歌ったら、間奏のときにお客さんから拍手が起きたんです。それは初めてだったし、自分の歌でこういうことができるんだなって新しい発見がありました」
「踊りながら(もう一回ライブやりたい!)と思って必死に_」  マーキー Vol.101より

普段からあれだけソウルフルに歌っていたにもかかわらず、それでもまだセーブしていたとは。
そしていざ本気を出したら、聴く者に”感情”という塊を思いきりぶつけてくるような、
私はそんな力が実在するなんて想像したこともなかった。

YUI-MOAの魅力もおよそ人間離れしているが、SU-の能力は間違いなくこの”感情を実体化する”というものだ。
言語の壁を越えるのも、5万,6万の人間をまとめて揺さぶるのも、四十,五十のおっさん共を無理矢理泣かせるのもこの魔力に他ならない。

 

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骨バンドと共に最後の曲を終え、
アンコールに神バンドが初降臨し1曲、
ここまでの流れは紙芝居としても完全に”終わり”を示唆していたが、
SU-の囁くような「We Are …」が繰り返され、徐々に大きく叫ばれ
観客は念じるように願うように「BABYMETAL!」と応じる、
3人は、ただ一度の唯一の例外である純白のドレスでBABYMETAL DEATHをバックに再登場、
続けて特別なセリフで始まる I.D.Z.  *1
そして最後の紙芝居でようやく BABYMETAL の活動期限延長が告知された。

SU−METALも 中の人もきっと可愛く喜び、ホッとしたことだろう。

(また歌える、まだ歌える)

ちょうどこの1年半後

欧米のワンマンで、英国・カナダの巨大フェスで、観る者すべてを魅了するこの驚異的な魔力は この機に覚醒し、また一つ高位に進化していたと言える。

*1 ドレスI.D.Z.のためだけに ¥7,714(税込)を払う価値がある

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One Comment

  1. ぶうたんのDIET

    2014年10月23日 at 12:16 AM

    楽しく記事を読ませてもらいました!
    紅月にはすうちゃんの思いが込められてると思います。
    私は行ってませんが「Legendz」でそんなことが有ったのですね。
    すうちゃん良かったです!
    白衣装は後にも先にもこの時だけでしたよね。
    見たかったです!

    Reply

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