こんにちは。
最近のBABYMETALの快進撃にいろいろと思考の整理がつかずに、とりあえず現状を楽しむ!ですませてきておりましたMETAL RESISTANCEです。

印象派の絵に触れる

私事なのですが、あの衝撃的なウェンブリーのライブの後、フランスを少し旅行しまして主にパリでたくさんの絵を見てきました。ルーブル美術館ではモナリザであったり、有名な宗教絵であったり。オルセー美術館では印象派の画家たちの絵を見てきたり、オランジェリー美術館ではモネの水蓮を堪能したりと。ロンドンでも舞台を見たりと、BABYMETALを含めてエンターテイメント、アートに触れる旅となりました。

その中で特に今回印象派の画家たちに感銘を受けました。
ご存知の方には説明不要でしょうが、印象派の画家の有名どころはマネ、モネ、セザンヌ、ルノワールなどの名前が上がります。彼らの時代背景を紐解いていくと当時は写実主義全盛の時代で「絵とはかくあるべき」と非常にアカデミックな教えの元に、サロンで入賞してそこから出世街道を目指すという世の中でした。

[写実主義の絵と印象派の絵のサンプル]
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カバネル「ヴィーナス誕生」

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モネ「日傘を差す女」

その中で生まれてきたのが「印象派」というジャンルの絵を描く人たちで、ことごとく当時の慣習を捨て新しい表現を目指した人たちでした。細かい部分には触れませんが、「塗り残しのある未完成の絵」などと批判にさらされサロンからハブられるという状況の中、自分たちで発表の場を作り出し、一般の支持を受け人気画家に彼らはなっていきます。

印象派とBABYMETAL

そんな彼らの歴史に触れると、あれ?これってBABYMETALに共通するな。って感じたのです。
印象派の人たちの絵は教科書で見て知っていましたが、その印象では自分は嫌いでした。なぜならなんだかぼんやりとした絵を描く人たちだなぁって感じたので。ただ、実際に絵を見るとその画家が見たであろう景色がそこに蘇るように見えるのです。宗教画からは感じない躍動感や力強さを感じたのです。(もし興味があれば今ちょうどルノワール展が東京でやっているので見てみてください。)
その絵からはひたすら表現を追求する、強い意思や情熱を感じるのです。自分だったらそんなに批判にさらされながら絵を描けるだろうかと思います。

BABYMETALも彼らと同じで、「メタルとはかくあるべき」という世の中に新しい表現を生み出し、ライブを繰り返すことで一般の支持を受けていきました。世の中的にはBABYMETALが売れた理由として「レディ・ガガに認められたから売れた」とか「アイドルという文化が海外にないから受けた」とか「面白い組み合わせが受けた」とか色々言われますが、ライブ見た人なら「そこに強い意思・情熱を感じるから」という理由に賛同してくれる方は多いんじゃないかと思います。
BABYMETALもギミックだとか子供だましだとか言われますが、それは曲作りへのアプローチにそういうフックが入っているだけであって、ライブを見ればそれはおまけなんだと思うと思うのです。あのカッコよさを生み出している源泉って、3人の本気度であり、スタッフの本気度であると思うのです。

どんなギミックでもそこに芯の通った情熱・熱量がないと伝わらないなと思いますし、逆にそれさえあれば細かいギミックなどおまけ以外のなんでもないと思うのです。最近のBABYMETALを見ていると、その熱量の強さは弱まるどころかどんどん強くなっているように感じます。それは3人のみならずチーム全体に自信とやる気が満ちているようです。
ライブの演出であったり、一曲一曲への批評はいろいろあるでしょう。自分もKOBAMETALに対しては散々ブーブー言ってきましたが、彼自信のブレなさは賞賛に値するなと思うようになってきて、もうやりたいようにやってくれ!と最近は思っています。

どこまでチームBABYMETALの渦が大きくなるかわかりませんが、BABYMETALが印象派の登場のように語られることが後世にあるとしたら面白いなぁなんて思いながら、自分ももっと熱量を!と思うのでありました。

今日のNY公演を皮切りにハードなアメリカツアーが始まりますが顔笑れ!^^