さくら学院 at TOKYO IDOL FESTIVAL 2014を振り返って

さくら学院 at TOKYO IDOL FESTIVAL 2014を振り返って

今更ではありますが、せっかく記事を書くようになりましたので、夏に開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2014」について振り返って書いてみようと思います。

と、その前にさくら学院を好きになった頃の話を書きたいと思います。

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正直に、私はさくら学院も新参者なのでBABYMETALの事を知ってからさくら学院を知りました。最初は「すぅ、由結、最愛の3人がいるならば聴いてみよう!」と言ったくらいの気楽な感じで聴き始めたのです。

そして、曲を何曲が聴いた所、爽やかなロックテイストの曲や、いかにもアイドルのような曲、いずれにしても最初の印象は「良いんじゃない?」と割とさっぱりした感想でした。
耳に馴染みやすかったので特に抵抗もなかったのですが、猛烈にハマる要素はその時は感じることはありませんでした。

曲を聴いて、生徒(メンバー)の名前をいくつか覚えていくうちに気付いた事がある。
さくら学院にとって、キャッチフレーズとなっている「成長期限定」というキーワード、それが本当の意味で成長期限定だった事に。

バンドにしても、グループにしても脱退、卒業には何か個々の事情があってメンバーを抜ける事になるのが普通ですが、さくら学院の場合は中学三年生を終えると同時に、強制的にグループから脱退、卒業する事になってしまいます。
レコード会社が無理矢理に決めたような卒業のストーリーではなく、限られた時間の中で必ず卒業しなければならないという「必然」がどのメンバーにも待っているのだ。

メンバーとして加入(転入)した際には既に、自分がさくら学院で活動する期限、つまり卒業する日までのカウントダウンが始まり、その時は刻々と近づいてくる。誰しもが自分が卒業するタイミングを最初から知っているのだ。

この決まり事は、グループ名についている「学院」そのものを現しているし、実際に小、中学生として普通に学生生活も送っている彼女たちは2つの学校に通っているという事になる。
先輩を見送ったメンバーたちも、翌年、あるいは数年後には自分も卒業していく、その積み重ねがさくら学院という学校の歴史になっているのです。

過去のライブや、学年末テスト、過去にテレビ番組に出演したものをひたすらに見続けていく中で、私のツボにピッタリとハマったのが、2013年度の生徒会長「堀内まり菜」でした。とても面白いキャラクターを持っていて、さらにはアニメヲタクなところが大きなプラス要素として作用し、お気に入りの生徒になったのだ。

しかし、ここで問題が生じる。

先ほども話しましたが、さくら学院は「成長期限定!!」ユニットなのである。

私がさくら学院の曲を聴いたり、情報を調べだしたのは2014年の5月辺りからなので、2013年度の卒業生である堀内まり菜はもう既にさくら学院には在籍していないのだ。故に堀内まり菜がさくら学院のメンバーとして活躍する姿が、今後見れる機会は、残念ながらもうないのです。
その事実を知ってしまい、しばらく愕然とした。

「何故もっと早く、さくら学院を好きになっていなかったのか!」

その事だけが延々と頭の中を駆け巡る。

だからと言って、いつまでも悲観的になっていたわけではなく、残された在校生もとても魅力的な事、それから過去の映像や、音源を聴いてその時代を知ることが出来た。
これまでのさくら学院の出来事を知っていく事で、曲の歌詞の大切さや、曲に込められている想い、メンバーたちの絆の深さを知ることができ、それは最終的には、さくら学院そのものに対する想い入れの強さとなったのでした。

この頃には、歌を聴くとジワっと感動するほどに、曲やさくら学院に感情移入している自分がいました。

そして、いよいよライブを観たい!となったある日、日程などを調べてみると目についたものが「TOKYO IDOL FESTIVAL 2014(以下TIF)」でした。
私はもともとはアイドルに関しては、まったくの無知。フェスティバルという事もあって出演時間もそこまでないのでは?という印象もあり、できれば単独公演が良いなと、最初は行く事を悩んでいました。
さらに、悩んでいた理由には、水野由結、菊地最愛の両名が課外授業(BABYMETAL WORLD TOURやガガ公演)でTIFには出演出来ないという事前情報があったからです。

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そんな悩みを吹き飛ばしたのは、菊地最愛の学級日誌でした。

7月30日にアップされたその日記には、BABYMETALのMOAMETALとしての自分と、さくら学院の生徒会長である自分との葛藤、悩んだことなどが書かれていた。

最終的に「さくら学院の最愛とBABYMETALのMOAMETALとしてやっていこうと決め、まっすぐ進んできました」と現在の心境を綴っていました。

残された8人を思いやり、色々な想いを伝えたことや、それに対しての8人の温かく由結、最愛を送りだす姿勢、絆の深さを感じさせてくれる日誌の内容で、その最後には次のように綴られていました。

「みなさんにお願いです。
TIFのステージの為にみんなとても顔笑っています。
さくらのステージを見て、どんなパフォーマンスをしてくれたか教えて下さい。
メンバーやみなさんを信じています。”よろしくお願い致します!!!”」

こう書かれたら、TIFに行く事を悩んでいる余地などどこにもないでしょう(笑)
8人でやらなければならないという大きなプレッシャーの中で、出演できず、悔しい想いをしている由結と最愛を気遣って、一生懸命にステージを成功させようとしている8人を応援しないわけにはいかない!そんな気持ちにさせられたのです。
その後、すぐにコンビニへ走りヒザコゾウを痛めながら、TIFのチケットを購入しました。

そして、TIF当日。
8月頭という事もあって、物凄く熱い中でのライブ観戦となった。

この日は、さくら学院以外にも堀内まり菜、田口華、野津友那乃の3人による「HGS」のライブや、さくら学院のメンバーが他のステージにゲスト出演する予定もあったので、全部余すことなく見ようと思っていたのだが、さくら学院の出演する”HOT STAGE”は、早い段階から前のほうに座るための順番待ちの列が出来てきた。
もしかすると、ギリギリでは並んでる間にライブが始まってしまい、全然見えないかもしれない。
そういう不安が過ぎり、HGSなどを観たかったのだが、「まり菜ちゃん、ごめん!」と断腸の思いで、前もって待機列に並ぶ事にした。

結果、前から3列目と言う好ポジションでさくら学院を見れる状況になりました。
「最初に見るのがこんな近くか」と思わず、胸の高鳴りを隠せないほどに、緊張する33歳のおじさん。これが私の夏休みだ!と言わんばかりに、フェスティバルを満喫してやろうと心に誓ったのです。

そして、いよいよさくら学院の出番となりました。

ステージ後ろの大型モニターには、さくら学院の文字。そして、画面が変わったと同時になんと由結、最愛の二人が画面に登場しました。この時点でまわりは既にざわざわとしだしていた。
出演できなくて残念というコメントに続き。

「助っ人に卒業生のまり菜ちゃんと來麗ちゃんが駆けつけてくれてます!」

この粋な演出に、涙腺が完全に崩壊してしまいました。
堀内まり菜、飯田來麗は卒業生、もう二度と生で活躍(さくら学院としての)を見る機会はないと思っていたのにその二人が今、目の前にいる。それを考えただけでも涙腺が崩壊してしまった。

もしかしたら「卒業生が出るってどうなの?」という意見もあるかもしれないのですが、私のように遅れてきたものにとっては、まさに奇跡でしかなかったのです。
初めて観れるさくら学院のライブなのに、このサプライズの事もあってライブの状況が真っ直ぐ入ってこないくらいに感動してしまいました。

ちなみにTIFのステージでのセットリストは以下の通り。

1.チャイム
2.負けるな!青春ヒザコゾウ
3.ベリシュビッツ
4.FLYAWAY
5.Hello!IVY
6.マシュマロ色の君と
7.Magic Melody
8.夢に向かって

おそらく、自分の子供のステージを見に来た本物の父兄であっても、そんな泣く事はないというくらいに私は泣いた。
33歳のおじさんが顔をクシャクシャにして気持ち悪く泣きながら、応援する様は自分でも気持ちが悪いと自覚できるほどだ。
だけど、同時にこれほど感動を与えてくれるライブは本当に久しぶりかもしれない。そう感じました。

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限られた時間の中で、後悔しないように全力でステージで歌い、踊る10人の姿は見る人たちをグッと引きつけるエナジーを放っていました。頼れる先輩2人が駆けつけたとはいえ、たとえそうでなかったとしても、8人で人を感動させるステージをこなしていたと思いました。
最後の曲「夢に向かって」では、大型モニターに由結、最愛の二人が映し出され、ステージのメンバーと一緒に踊っての共演を果たした。まるでシンクロして、12人がステージにいるかのような感じになり、ここでも33歳のおじさんは気持ち悪い顔で全力で涙してしまったのです。
モニターなどを使っての所謂「演出」ではあるのですが、そんな事はどうでもいい、全員がどんな瞬間にも全力で自分たちを表現しているのだと、そう感じさせてくれた。こういう積み重ねがまたさくら学院の歴史となって、ファン(父兄)たちの感動の種になっていくんだなと感じました。

それにしたって、なんでこんなに泣けるのだろうか、その答えは今のところ見つかってはいないのですが、あの日、あの瞬間に感じた感動は本当に素晴らしいものでした。

TIFは、さくら学院にとっても大切なイベントだそうです。来年も是非観にいきたいと思いました。

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3 Comments

  1. TAISA-METAL

    TAISA-METAL

    2014年10月14日 at 8:21 PM

    ヨシキくん
    君はドルヲタとしての素質があるね!
    俺もスマイレージに興味を持った途端にメンバー脱退(芸能活動引退)だったので悔しい思いしました。
    いま出来ることは何だ?
    それは応援することだー!
    楽しみながら応援していきましょー

    Reply

    • Yoshiki

      Yoshiki

      2014年10月15日 at 7:29 AM

      >>>大佐
      ドルヲタとしての素質ですか?どうなんでしょうね、でものめりこむといっきにハマりますからねw
      バンドでもメンバーが変わる点では不変ではないですけど、アイドルの場合、それがさらに強い気がしますね。
      だからこそ、リアルタイムで見れることが重要なのかもしれないですね、BABYMETALもあの3人に代わりはいないから、今を逃したらいけないですね!

      Reply

  2. ぶうたんのDIET

    2014年10月22日 at 10:49 PM

    楽しく記事を読ませてもらいました!
    由結ちゃん最愛ちゃんのピンチヒッターにまり菜ちゃん達が参戦してたんですね。
    その感動が伝わってきました!
    私も尊敬する藤岡さんに会った時すっごく感動しました~!
    また「BABYMETAL」のLIVEに遊びに来るかもしれませんね!
    要チェック!!!

    Reply

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